ひな祭り料理のポイント

ひな祭りは、子どもさんのためにパーティーを開いて楽しく過ごしましょう。お雛様を飾って、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚やお友達を呼んで、ご馳走を食べたり、ゲームをしたりして楽しみましょう。幼い子どもさんでも、印象の残るひな祭りになるはずですよ。
料理は、特別な食材を使ったり、豪華で手の込んだものを作ったりする必要はありません。お母さんの心がこもった手料理と、きれいなお菓子があるだけで、子どもさんは大喜びです。ひな祭りは、「桃の節句」とも呼ばれる女の子のかわいらしいお祭りです。また、桃の香りを連想させる、春の訪れを祝う行事です。そのため、ひな祭りの料理のポイントは、きれいで春の香りを誘うものを取り入れましょう。代表的な料理の「ちらし寿司」も、色鮮やかできれいです。また、旬の野菜や貝類を使用することで、春の香りを誘います。さらに、ひな祭りには、白酒と草餅がつきものです。 昔からの言い伝えを踏まえた上で、それぞれの家庭料理にプラスしてみてください。
ひな祭りの料理には、願いが叶うと言われるサザエや、貞操の象徴である蛤が使用されます。野菜は、“芽”を出すものがよく使われ、ヨモギやワラビ、木の芽などを、おひたしなどにしたり、白酒に花びらを浮かべたりすると、春らしくて喜ばれます。
ひな祭りは歴史深い行事ですが、伝統料理にこだわる必要はありません。お母さんのちょっとしたアイデアで、子どもたちが喜ぶ料理はできるはずです。ポイントは、ひな祭りにちなんだ食材や形を工夫することです。