ひな祭りの代表的なお菓子「菱餅」と「甘酒」の作り方を紹介します。
まず、菱餅の作り方(約5~8個分)です。
1、200ccのお湯を沸かして、上新粉100gに100ccの熱湯、白玉粉100gには100ccのぬるま湯を少しずつ加えて、耳たぶくらいの硬さになるようにこねます。生地が硬い場合は、お湯の量を調節してください。
2、上新粉と白玉粉を合わせて、さらに砂糖60gを加えて混ぜ合わせ、よくこねます。
3、生地をひとまとめにしたら、蒸し器に入れて20~30分強火で蒸します。また、耐熱容器に生地を入れて、ラップをかけて、電子レンジで3分程度加熱しても良いです。
4、蒸しあがったものを3等分して、1つに食紅の赤、1つに緑を耳かき一杯くらい加えて、ムラのないように混ぜ合わせます。
5、適量の片栗粉を打ち粉にして、3種類をそれぞれ5mm程度の厚さになるように伸ばします。
6、下から緑、白、赤の順に重ねて菱形に切ったら完成です。
次は、「甘酒」の作り方です。まずポイントとしては、ショウガを入れないことと、ひとつまみの塩を最後にいれることです。ショウガを入れると、酒粕の香りが消えてしまいます。塩を少し加えると、甘酒の甘みがさらに引き立ちます。この点を押さえれば、甘酒はとっても簡単に作れます。ぜひ、ひな祭りに甘酒を手作りしてお祝いしてください。それでは、甘酒(1人分)の作り方です。
1、酒粕50gをお湯200ccで溶きます。
2、1を鍋に注いで、アルコールを飛ばすために、強火に短時間かけます。そこへ和三盆(白砂糖でも良い)50g弱を加えて混ぜ合わせます。
3、ひとつまみの塩を混ぜて、器に注いだら完成です。
和三盆の量を調整して、お好みの甘さにしてください。お湯の量も調整して、お好みの濃さにしてください。