バレンタインデーの起源1

バレンタインデーになると、女性から男性へチョコレートが贈られるわけですが、そもそもバレンタインデーって何!?
なんで、そんなふうに女性から男性へチョコレートを贈るっていう習慣が出来たの!?
と、疑問に思うかたも多いことでしょう。
中には、バレンタインデーの起源というものを、聞いたことがあるかたもいらっしゃるでしょうね。
しかし、バレンタインデーの起源に関する話は、ひとつだけではないのです。
ですから、本当に正しい説がどれなのかはわかっていません。
割とポピュラーなのは、「聖バレンタイン司教」の説ではないでしょうか。
聞いたことがありませんか。
3世紀の頃に実在したキリスト教の司祭である、聖バレンタイン司教(バレンチヌスとも言います)が、当時のローマ皇帝であったクラウディウス2世によって禁じられていた兵士の結婚を、秘密裏に行っていたのです。
それがついには皇帝にばれてしまい、2月の14日に処刑されてしまいました。
そこで、バレンタイン司教のお陰で結婚することが出来たカップルたちが、 バレンタイン司教の命日である2月14日に感謝の気持ちを込め、プレゼントを贈り合うようになったという説です。
そもそも、どうして皇帝が兵士の結婚を禁じていたかと言いますと、兵士が家庭を持つことによって、軍隊の質が落ちたり、士気が落ちたりすることを恐れたからだそうです。
聖バレンタイン司教は、それではいけない!と思い、こっそりと結婚式を行っていたわけですね。
バレンタインデーの起源としては、ちょっとロマンチックな話のほうがしっくりきますので、この説がポピュラーになっているのだと思います。
次回は、もうひとつの説をご紹介いたしましょう。