全国各地では、ひな祭りのさまざまなイベントが開催されています。それでは、関東地方で開催される一部のお祭りを紹介するので、ぜひ参加してみてください。
「真壁のひなまつり」(平成22年2月4日~3月3日)・・・つくば方面へのアクセスは、“つくばエクスプレス”が開通したことで抜群に良くなりました。そのつくばから近い真壁では、町内の民家が協力し合って、古いお雛様から新しいものまで展示し、歩きながら見物できます。また、すいとんの試食会や人形浄瑠璃も開催されます。「流し雛」が行われるので、親子で伝統的な風情を楽しんでみてはいかがでしょう。
「鴻巣びっくりひな祭り」(平成22年2月14日~3月6日)・・・このお祭りは、古い歴史をもち優れた技術のひな人形の生産地である鴻巣を、市民に広く伝えて、市民みんなでひな祭りが行えるように開催されています。また、町おこしや市街地の活性化を目的として、28段約6mもの日本一高いピラミッド型の雛壇を、市役所のロビーに作成します。ひな祭りの開催中は、お茶や甘酒など、さまざまなサービスが行われます。
「かつうらビッグなひな祭り」(平成22年2月20日~3月3日)・・・千葉県勝浦市の遠見岬神社では、1200体のお雛様が神社の石段60段に飾られます。最上段には、金屏風と特大のひな人形が展示され、夕方からは幻想的にライトアップされます。期間中は、伝統工芸士による、ひな人形製作の実演が市立図書館で行われたり、保育所の児童が手作りしたひな人形が公民館などで展示されたり、さまざまなイベントが市内各地で開催されます。