ひな祭りは、子どもたちに“和の灯火”を楽しんでもらう絶好のチャンスです。雛飾りが飾られている時は、間違いなく子どもたちの目はそこへ集中しています。そんな時は、明るく照らされた部屋を暗くして、雪洞(ぼんぼり)だけの灯火にしてみましょう。
暗すぎてお人形や道具類がよく見えないようなら、部屋の角に調光機能の付いたスタンド器具を置いて、部屋中をほのかな明るさにすると良いです。お人形がぼんやりと見えるくらいの薄明るさと、雪洞のふんわりとした光は、とてもあじわい深く、子どもさんの心も動かされるはずです。
雛飾りの両脇に、“和ろうそく”を灯すのも趣があります。ろうそくは、火の独特な光効果を存分に楽しめます。ただし、やけどや火災にはくれぐれも注意して、ろうそくを点けたまま部屋を離れないでください。
段飾りの場合は、蛍光灯などを段の中に仕込んでおいて、淡い光を毛せんから出すのもおもしろい演出です。この場合は、照明熱による火災に注意しましょう。
また、子どもたちが夜に集まって、ひな祭りパーティーを行うのなら、柔らかい光のスポットライトで雛飾りを浮かび上がらせて、料理などを置くテーブルには、小さな和ろうそくを灯すのも良いでしょう。
和ろうそくの「小大黒屋」では、伝統的な和ろうそくはもちろんのこと、とってもきれいな花柄のろうそくや、色鮮やかなパステルカラーのろうそくもあり、ひな祭りのイルミネーションにピッタリです。クリスマスパーティとは全く違った幻想的な雰囲気を楽しめますよ。