3月3日のひな祭りは、初節句を迎えた赤ちゃんも、大きくなったお姉ちゃんも、みんな一緒にお祝いしてあげたいものです。離乳食の赤ちゃんは、食べられるメニューが限られてしまいますが、今回は、離乳食の赤ちゃんでも食べられる、ひな祭り料理を紹介します。
「カップひな寿司」は、彩りがとてもきれいで、赤ちゃんもお姉ちゃんたちも喜ぶような、とってもかわいらしいお寿司です。まずは、家にあるプリンやゼリーなどの透明なカップを用意してください。
1、鍋にお湯を沸かして、生鮭か甘塩の紅鮭を入れて3分程度ゆで、骨と皮を取り除いたら、身を細かくほぐします。
2、別の鍋でお湯を沸かし、塩少々を加えてブロッコリーをゆでます。色鮮やかにゆで上がったら、細かく刻んでください。
3、よく熱したフライパンにサラダ油少々を敷き、溶きほぐした卵を薄く流し込んで、両面を焼きます。焼き上がった卵は、千切りにしておきます。
4、透明なカップにご飯を2cm程度敷いて、その上にブロッコリーを敷き、さらに、ご飯、紅鮭、ご飯の順で重ねていきます。
5、最後に3の卵を飾ったら完成です。
ご飯は子どもさんの発育に応じて、お粥や軟飯、ご飯など、食べやすい固さのものを準備してください。1歳を過ぎて離乳食完了期の子どもさんには、普通のご飯を詰めましょう。卵白をまだ食べさせたことのない子には、卵黄だけを取って焼いてあげてください。ブロッコリーの茎は、9ヶ月頃の子には固いので、房の部分だけを細かく刻んであげましょう。