少し前までのバレンタインデーといえば、女性が好意を持っている男性に告白も兼ねてチョコレートを贈るというものでした。
しかし、最近のバレンタインデーは、女性からの告白を兼ねるという部分が、昔に比べてずいぶん少なくなったように思います。
中には、現在でもそのような気持ちでチョコレートを贈っているかたもいらっしゃるでしょうが、そのようなかたであっても、お目当ての男性以外にもチョコレートを贈っているのが現状です。
そして、その贈り物のチョコには、さまざまな名前が付けられるようになったのです。
それを今回、ご紹介しようと思います。
片思いの相手に告白を兼ねて贈ったり、恋人の男性に贈るチョコレートを「本命チョコ」と言います。
たくさんの相手にチョコレートを贈る中で、本命チョコはやはり一番豪華なものとなっているようです。
そして、日ごろお世話になっているかたがたへ感謝の気持ちを込めて贈るチョコレートを「義理チョコ」と言います。
コミュニケーションを深めるために役にたっていると言われていますが、女性側からは無駄なお金を使わなくてはならないという反対派意見もありますし、男性側からは、義理チョコのお返しとしてホワイトデーが大変だという反対派もいらっしゃいます。
本命チョコと義理チョコは、かなり世の中に浸透していますから、多くの方がご存じと思いますが、他にもまだまだあるんですよ。
最近、流行ってきているのが女性から女性の友人に贈るという「友チョコ」。
相手の好みのチョコレートやスイーツを贈ります。
お母さんが、旦那さんや子供さんに贈るチョコレートは「ファミリーチョコ」と言います。
家族みんなで食べることができるため、お母さんの好みのチョコレートになることが普通です。
最も自分好みのチョコレートを自分自身に贈るのを「マイチョコ」もしくは「ご褒美チョコ」と言います。
自分自身へのご褒美ですから、高額であったり、珍しいものであったり、普段購入するチョコレートは違う豪華なものになるのが一般的です。