初節句のお祝いは鯉のぼりだけではありません。金太郎の人形なども人気商品です。
若武者の姿をした金太郎です。
もちろん、現代にマッチした姿かたちをしています。
ただ、子どもたちにはあまり人気ではないかもしれません。
動くわけではないからです。
それに比べると大きな鯉のぼりには子どもたちが大喜びです。
毎年、5月が近づくと鯉のぼりを早く出してほしいと子どもからせがまれることでしょう。
五月人形として販売されていますが、鯉のぼりと一緒のセットになっている場合もあります。
いろいろと購入すれば、それだけ割引となるのです。
あなたが子どもの時はどうだったでしょうか。
子どもは節句のことはよくわかっていませんから、何のために買ってくれたのか理解できないでしょう。
ただ、人気の人形もあります。
ゼンマイ仕掛けで音楽が鳴ったり、少し動いたりするのです。
現代の子どもたちはゲームばかりやっていますから、動かない人形には関心がないのかもしれません。
鯉のぼりも家の広さに合わせて購入していますから、小さな鯉のぼりしか持たない人もいるでしょう。
それでも子どもたちは鯉のぼりや人形をワクワクしながら見ています。
普段とは違う雰囲気があるからです。
お祝いは誰にとっても楽しいものです。
その楽しさがいつまでも続いてほしいと思うのでしょう。
大人になると楽しい事ばかりではなくなりますから、子どもの時くらいは楽しいことをたくさん提供しましょう。
それが親の務めなのかもしれません。